バラエティーやお昼の情報番組、通販番組でよくお見掛けするアンミカさん。
韓国籍であり、幼少期の貧しい生活、実家の火事、実母の逝去など苦難の多い10代を送り、高校卒業後はモデルになる努力を重ね、トップモデルとして活躍しました。
現在はタレントとして活躍されていますが、明るく前向きな言動には多くのファンがいます。
苦しさや苦労を知るからこそのハッピー、元来のネガティブな性格であるからこそのポジティブな行動力を語るフレーズは非常に説得力があります。
アンミカさんの名言は短いフレーズですが、印象深く心に残るものです。
ここぞという時に頭の中によみがえり、指針となってくれるものが多くあります。
アンミカの名言でハッピーになる
アンミカ流、恋愛の鉄則は『壁際ワード』を使わないこと。
『女性は”なんで〇〇してくれないの?”という文章を良く使うけど、これ言われても男性はごめんとしか言えない。ずっとごめんって言わされる人とは会いたくないし距離を置かれてフラれる。だから私は使わない』
男以上に男のこと理解してて草 pic.twitter.com/ZSeJvvnubg— ミツ@仕事×恋愛 (@mitsu20190908) August 16, 2023
アンミカさんが言う「ハッピー」は、次のことを指していると思います。
- 心が満ち足りる
- 自分のやりたいことで納得のいく結果を出す
- 人間関係を良くする
- 経済的に充足する
後で7つの名言をご紹介しますが、ただの精神論でもなく、現実に生きていく中で積極的でプラスの方向に考え、そして行動することを後押ししてれます。
それでは、見ていきましょう。
ポジティブで前向きなフレーズ7選
数多いアンミカさんの言葉ですが、著作「アンミカ流ポジティブ脳の作り方」等数冊から引用させていただきました。
短いフレーズですが、はっとしたり、心に印象深く残る名言です。
枠囲みのフレーズがアンミカさんの名言、その下に私の感想を書いています。
1.ありがとうは魔法の言葉
「ありがとう」は運気を上げてくれる言葉です。
笑顔で「ありがとう」と感謝できる人は、やはりポジティブな雰囲気があり、家族や職場でも人間関係が円滑です。
周りの人間関係が円滑だとお互いが助け合うこともよく行われ、他力が働きやすくなっています。
「ありがとう」は自分の運気を上げ、他力を働きやすくする魔法の言葉です。
逆に、次のようなことをしていると運気を下げてしまいます。
- 感謝がない:何をしてもらっても当たり前、不平不満が多い
- 他人の悪口ばかり言う:他人の欠点ばかり指摘、陰口が多い
- 笑顔が少ない:怒っていることが多い、沈み込むことが多い
- マイナスの言葉ばかり使う:これは自分と周囲の人にマイナスの自己暗示をかけます
気を付けたいものです。
2.エネルギーを注ぐ先を、ちょっとだけ意識して変えるだけで物事が好転していく
エネルギーを自分の思いとすると、それをプラスの方向に注ぐか、マイナスの方向に注ぐかで先々の結果が違ってきます。
何か難しいことをやるときに、「できる」方向にエネルギーを注ぐと苦労しても突破口が開けます。
「できない」方向にエネルギーを注ぐと、できない理由がいくつも見つかりますが現状は何も変わりません。
どちらも自分で選べますが、やはりその時の自分の「意識」を注意して見た方がよいです。
それから、意識は自分で変えて選ぶことができます。
3.挑戦を諦める事は不安に負けているのと同じ
何か難しいことに挑戦するときは、リスクを取らないといけないことも多くあります。
リスクをきちんと計って、取れるリスクか取れないリスクかを判断するのは大事なことです。
このとき、リスクを計らずに「難しそうだから、やめよう」とするならば、それはリスクを回避したのでなく、「不安に負けた」ということです。
やみくもに挑戦するのも間違いですが、取れるリスクを取らずに不安に負けてしまうのも残念な選択です。
4.学びと発見があったら失敗なんかない
何かに挑戦しても、必ず結果が出る、上手くいくとは限りません。
生きていると、努力しても結果が出ないことも多いです。
大事なのは、結果が出なかったときに腐らないことです。
自暴自棄になったり、生活が乱れたり、落ち込んだままであったりは短い期間にそうなることは仕方ないとしても、長引くと影響が出ます。
ときどき夢が破れ努力を止めてしまう人を見ますが、努力をやめてはいけません。
腐らず方向転換して努力を続ける。
そうしていると当時結果が出なかった努力や学びが、後日活きてくることがあります。
人生の不思議なところです。
私は20代のころ中小企業診断士の資格を取ろうと勉強しましたが、残念ながら不合格。
しかしその時の勉強で財務と簿記の知識を身につけ、その後経営管理の仕事で実務を積み、現在は経理の仕事をしています。
たとえ結果が出なくても、学んだことを活かし、方向転換して努力を続ける。
これをしているならば、失敗はありません。
5.幸運の女神は日々、自分を磨いて努力している人にだけ微笑んでくれる
これは先ほどの話と同じで、努力を止めた人には幸運の女神は微笑まないということです。
ときどき努力が少なく、他人頼み、神頼みの人を見かけますが、うまくいっている人は少ないようです。
私は「自力=自分の努力」、「他力=神様の加護、先祖の遺徳」だと思っています。
まず絶対に必要なのは「自力」、これが足りてないといくら他力が働いても運は好転しません。
「他力」は神様、先祖が与えてくれるものです、謙虚に感謝し手を合わせたいものです。
神様、先祖にも「ありがとう」の気持ちです。
6.不安と言いつつ何も動かないのか、大なり小なり動いてみるか、ここで選択は始まっています
何かを始めるときはリスクを計って、取れるリスクは取る。
ここでは不安があると思いますが、リスクを取ると決めたら「行動する」ことです。
頭で考えて不安になり動けないとこもあるかと思いますが、努力の大部分は行動が占めます。
「動く」と「動かない」では全く結果が違ってきます。
エネルギーを「動く」に向けるか、「動かない」に向けるか?
物事を好転させたいなら「動く」です。
7.ネガティブな方は人一倍自信を持ってほしい。ネガティブを知っているから、ポジティブの有難みがわかる
最後の名言ですが、ネガティブな方に向けたアンミカさんの後押しです。
私もネガティブで不安や心配が先立ち、なかなか行動できないことも多いです。
ネガティブな人はリスクを慎重に計って計画しますので、これは悪いことではありません。
ただ後ろ向きに考えて行動しないとなると、これは良くありません。
私の信条は「ネガティブに計画して、ポジティブに行動する」
計画は慎重にやるべきですが、行動の段階では色々と問題が起こっても、心配を振り切って物事を進めていく。
問題が起こっても、それをプラスの方向に活用できないか考える。
ネガティブな方は、意識の方向を少し変え、実際に動くことでポジティブになることができます。
まとめ
アンミカさんの名言はご自身の波乱万丈の人生から語られるので、非常に説得力があり力強く、心にすっと入ってきます。
アンミカさんは貧しい環境から自力で立ち上がってきたのですが、ただの上昇志向の発言は少なく、神様や先祖、周囲への感謝も述べられ、人となりがよく分かるフレーズになっています。
ご自身はもともとネガティブな性格であって、意識して訓練し習慣づけた結果ポジティブで前向きな行動力も獲得したようです。
アンミカさんの言う「パッピー」は物心両面で納得のいく幸せな人生を送ることです。
そのためにはポジティブで前向きな心身の状態が必要ですが、特に意識と行動面でアンミカさんのフレーズは私たちを後押ししてくれます。
書籍も数冊出されていますので、おすすめです。